日本キリスト教団昭島教会(東京都昭島市中神町1232-13) 礼拝開始のチャイムはここをクリックするとお聴きいただけます 週報(第3565号)電子版はここをクリックするとダウンロードできます 宣教要旨(下記と同じ)のPDFはここをクリックするとダウンロードできます 「イエスは復活また命」 ヨハネによる福音書11章17~27節 関口 康 「イエスは言われた。『わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者は誰も、決して死ぬことはない。このことを信じるか。』」 今日も皆様にお集まりいただき、感謝いたします。今日から5月11日まで東京、大阪、兵庫、京都への緊急事態宣言が出たということを知らずにいるわけではありません。どうかくれぐれも各自でお気をつけくださいと申し上げるほかはありません。教会は現時点では礼拝堂を閉鎖する考えはありません。しかし警戒と対策を続けていく所存です。 例外なくすべての教会は、いつからか始まった存在です。この教会では石川先生がご自身でなさったとおっしゃる「開拓伝道」の時期が、すべての教会の歴史の最初にありました。最初から大勢の人が集まって始まった教会がないわけではないでしょう。しかし、教会の中には、本当に最初はひとりだったというところもあるでしょう。 私も31年前、1990年3月に東京神学大学大学院を卒業した翌月から、日本キリスト教団南国教会に赴任し、当時の鈴木實牧師と共に南国教会の開拓伝道所である南国教会大津伝道所を立ち上げる働きに就きました。 鈴木牧師が南国教会の主任牧師であると共に、南国教会大津伝道所のほうの兼務担任教師になりました。私は南国教会大津伝道所のほうの主任担任教師であると共に南国教会のほうの兼務担任教師となりました。そのような「たすき掛け」などと呼ばれることがある方式で、2つの教会を2人の教師が牧会する形で、開拓伝道に従事しました。 その意味では、石川先生が昭島教会の開拓伝道をなさったというのと内容的に同じことを私もさせていただいた経験があると言えます。それで、私にも体験があるのは、とにかく教会は何もないところから始まるものだ、ということです。 そして、その事実に基づいて今の緊急事態の中で私なりに言いうることは、決して不遜な意味で申し上げるのではありませんが、教会の礼拝に