自転車で週報を配布する〔2021年9月19日) 旧讃美歌 520番 しずけきかわの 奏楽・長井志保乃さん 礼拝開始のチャイムはここをクリックするとお聴きいただけます 週報(第3587号)電子版はここをクリックするとダウンロードできます 宣教要旨(下記と同じ)のPDFはここをクリックするとダウンロードできます 「よきサマリア人の譬」 昭島教会 秋場治憲兄 「この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに(私が)払います。」 2021 年9月26日 昭島教会 秋場治憲 「よきサマリア人の譬」 ルカによる福音書10:25~37 今週の聖句:ルカによる福音書10:35 今日のテキストは誰でもよく知っている「よきサマリア人の譬」です。そのお話は絵画的であり、また紙芝居的でもあり、教会学校でも恰好の教材となっています。私も何度か教会学校で取り上げたことがありますので、教会学校の礼拝にいつも出席されている方は、部分的には聞いたことがあるかもしれません。その時のことを思い出しながら読んでいただけたらと思います。 ただそれだけに私達が聖書を読んでいる時でも分かりきっているお話ということで、この物語に登場してくる祭司やレビ人のようにこの物語を横目に見ながら通り過ぎてしまうことはないでしょうか。よきサマリア人の譬か、「隣人に親切にしましょう」という教会学校のお話だ、というような先入観をもってはいないでしょうか。今日はこの分かりきっていると思われる物語を、今少し深堀をしてそのメッセージに耳を傾けてみたいと思います。 新約学者が10人集まると、10の意見があると言われるくらい、様々な意見がある中で、この「よきサマリア人の譬」は10人が8人までが間違いなく主イエスご自身が語られたものであるという点で一致しているとのことです。 このお話は色々な角度から読むことが出来ます。「律法と福音」「宗教と道徳」「永遠の命」「隣人とは」「信仰の確かさ」等、いずれの角度から読んでも実に深い示唆を与えてくれるお話です。それだけに内容は深く、全聖...